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執筆者の写真Toapapa

2021年を終えて…

今年もあと僅かになりました。恒例の1年の振り返り、反省です。


昨年に続きコロナ一色の一年になりましたね。第4波、第5波などの影響により、公に県外、海外移動なども自粛がされ、2年連続で寂しい一年になりました。コロナワクチンの接種率の向上で集団免疫のおかげなのか、少しだけ日本国内においては落ち着きが感じられるところではありますが、新変異種の報道もあることから、まだまだ油断ができない状況には変わりありません。この数年間はこのコロナと一緒に生活をしていかなければならないでしょうね。お互いに感染予防に気をつけながら、乗り切っていきましょう。


落ち込んだ経済状況ですが、私の本業は以外にもそれほど影響がありませんでした。(ないと言ったら嘘になるが…)ただ、モロに影響を受けた業界もあるわけでして、今後の政府主導の経済起爆剤投入を期待しています。

 

さて、フラシム業界ではどうでしょう。


一昨年の8月に「Microsoft Flight Simulator」(以下MSFS)が発売され1年が経過し2年目に突入しました。約2~3ヶ月に一度のSIMUPDATEがあり、発売から6回の大きなアップデートがなされました。ワールドアップデートも行われ、日本を始めとするアメリカ、ヨーロッパなども提供されてきました。次回の2022年2月のアップデートでは初の南半球オーストラリアも予定されています。また、今年の夏からXBOXでもプレイできるようになったことも大きなニュースになるのではないでしょうか。


アップデートを重ねながら、徐々によいフライトシミュレーターになってきているのではないかと私個人的には感じています。この手のソフトウェアは複雑かつ難解なものだと皆さんだれもが分かっています。アップデートの際に多少の不具合等は発生するのも、仕方のないことだと承知しています。更にMicrosoft、ASOBOさんには頑張って頂きたいところです。


欲を言うのであれば、PMDGはじめとするサードパーティのソフトウェアがどんどん充実してくれる2022年になってくれればいいなぁ~と思っているところです。


今後のMSFSのマーケティング的には前回のアップデートで「Reno Air Races」が提供されたように、このような拡張ソフトウェアの充実と販売を行いながら、潜在的、顕在的なユーザーの確保と定着化を図っていくのではないでしょうか?(あくまでも個人的な予想ですが…)


もっぱら最近ではこのようなゲームシステムが支流になりつつありますからね。もうパッケージ売りは流行らなくなるかもしれません。APEXを代表としたバトロア系のゲームに関しては、ゲーム自体は無料(もしくは安価)、キャラクタ、スキンなどは有料が当たり前になってきていますし、それで成功しています。

OSもそうですね。インフラは整備して、その上を走る車を有償で提供して充実させて、そのインフラを使うユーザーを増やしていくというやり方です。


「APEX」では年間3~4億ドル(約350~450億円)の純売上を叩き出しています。コアなユーザーの多いフライトシムでは、ここまでの売上は見込めないとしても、このようなビジネスモデルがゲーム業界の主流になっていくのではないでしょうか?(…と予測しています)


今回の「Reno Air Races」は、拡張版で$19.99(2,300円前後)、フルコレクション版で$59.99(6,800円程度)でした。航空機ファンやゲームファンの支持を上げることができれば、このように後から「課金」のようなやり方で維持開発を続けることができるでしょう。


ただ、どのようなコンテンツをリリースしていくのかは難しく興味があるところです。サードパーティーのベンダーとの兼ね合いもあるでしょうし。このようなイベント系の拡張機能追加ならば、そのあたりはクリアできそうですが、これまでP3Dなどにあった「GSX」や「ActiveSky」などのツールであれば、周りのベンダーとバッティングしてしまいます。

これまでのフラシム民は、サードパーティのソフトウエアには投資をしてきたという背景(過去、経験)がありますので、ユーザーの心揺るがす拡張が出てきた際には、惜しみなく投資するとは思います。このあたりはMicrosoftやASOBOのマーケティング戦略になっていくとは思いますが、今後の見どころになります。


ちなみに私は「Reno Air Races」は購入していません。購入するかもしれませんし、しないかもしれません。私自身あんまりエアレースには興味はなかったので…。このようなフラシム民もいるわけで、マーケティングが重要になり、魅力あるコンテンツの提供が今後なされないといけないと感じます。いずれにしろ、分母(ユーザー数)を多くしなければ、このビジネスモデルは成立しませんので、今後の魅力あるアップデートを期待します。


私の中では最近ひっそりと影を薄めたP3Dですが、MSFSが発売されてから、新しい動きは見受けられません。(12月上旬にv5.3がリリース)もしかしたら水面下でなにか企んでいるのかもしれませんし、まったく企んでいないかもしれません。Lockheedはソフトウェア会社ではありませんので、このあたりは、なんとも考えていないのかもしれません。(全く内情は分かりませんので、こう思っているだけですが…)


以前(何十年も前の話ですが)、とある大手のソフトウェア会社(M社)の取締役の方とお話をする機会がありまして、その時、地元の町医者が当時流行りだったインターネットのプロパイダ事業を始めようとしているという話題になったとき、その方はこう言っていました。「専門の職種は、専門家にやらせたほうがいい、専門(異業種)でないものに手を出してもいいことないから、やめたほうがいい…」。Microsoftはソフトウェア会社、Lockheed社は…。このあたりでやっぱり熱度の差が出るのかもしれません。


しかしながら、わかりません。P3D、どぉ~~ん!となにか大きなアップデート投下してくるかもしれませんし。期待ながら静観したいと思います。

 

個人的には、この一年はメインのフラシムがP3DからMSFSへ移行をした一年でした。確かに充実したフライトを楽しむためにはP3Dですが、あの圧倒的なグラフィックには勝てません。起動する回数は圧倒的にMSFSへチェンジしました。


FlyByWireのA320NXは、かなり開発が進みIFRを楽しめるようになりました。もっぱらP3D時代には737を飛ばしていましたので、A320サイズの飛行機をMSFSで飛ばすことができるのはとても嬉しい限りです。MSFS版のPMDG737については発売日が明言されないようになりましたが、気長に待つしかないでしょう。中途半端な物をリリースされるよりはマシです。


今後、シム本体のさらなる充実と、機体等のアドオンや、各シーナリー、ツールが取り揃えることができたならば、完全に使用するフラシムはMSFSがメインとなるでしょう。


このブログ「TAKE OFF」については、マイペースで更新をしているので「記事を書かなきゃ~更新しなきゃ~」などのストレスもなく、地味地味に続けているところです。

おかげさまで、いろいろな方に見ていただいているようで、大切なお時間を使って頂き感謝いたします。立ち見程度、参考程度に御覧くださいね。


プライベートでは、まあまあの一年でしたね。11月に靖国神社でひいたおみくじが「大凶」という、とんでもないものを引き当ててしまい、最近はビクビクしながら生活していますが、言い換えるとこれ以上落ちないとも思いますので、前向きに生活していきたいと思います。

また、4キロのダイエットにも成功したしw、もうすこし体重を軽くして動きやすく健康な体にしていきたいと思っています。どうしても年齢的に記憶力、瞬発対応力が落ちています。このあたりはゲーム好きを生かして維持していきたいと考えているところです。


フラシム以外では「APEX」にハマり、遠方にいる娘や息子とオンラインで遊ぶことが多くなりました。私のゲーム好きが功を奏しました。

また最近では「Project Zomboid」なるゲームにハマり始め、正月はこれにハマろうと計画しているところです(笑)


では、最後に今年一年の個人的なフラシム年間アワードを発表して終わります。


TOAPAPAの2021年間アワード(超個人的)

作品名

所感

1位

デフォのA320をこの領域まで拡張開発するとは圧巻です。しかもフリー

2位

デフォの羽田をここまでキレイに手直しを加えてくれる素晴らしいMOD

3位

フリーのAIでは今のところ一番かな。導入も比較的に簡単

4位

KAZE氏は数多くのフリー空港を提供してくれています。感謝感謝です

5位

有料の空港シーナリーでは今後の発展が気になるグループです。

今年一年ありがとうございました。また来年もよろしくおねがいします。

良いお年を!ハッピーフライト!

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