#02 フライトシミュレーターのすすめ【遊び方編・1】
更新日:2022年5月5日
フライトシミュレーターのすすめシリーズ
フライトシミュレーターを進めるにあたって、まずは何から説明した方が良いのか悩みました。どうしても機器が必要となりますので、PC関係の情報か?、それとも肝心なシュミレーターソフトの話か?それとも追加ソフト(機体や空港など、アドオンという)の魅力か?
悩んだ挙句、たどり着いた答えは、なぜフライトシミュレーター(以後フラシム)で遊ぶことが私の幸せに繋がっているのかをお話しした方が良いのではないかと思いました。
フラシムで幸せに感じること
1・パイロットになった気分〜w
2・綺麗な景色、青い空、白い雲、稲光が素敵〜
3・専門的な用語、知識が必要。奥が深い。知らないって素晴らしい!
4・同じような仲間との交流が楽しい!
まずはこれですね「パイロットになった気分〜w」
もともと私は子供の頃パイロットになりたかったというバックボーンがあるので、これは大きな幸せをもたらしてくれます。数十年前のポリゴン処理された荒いフラシムでも感動しましたからね〜。暗闇に見えるランウェイライトがかっこよくて〜。
↑ゲーセンでよくやったタイトーの「ミッドナイトランディング」
今日は飛びたいなぁ〜と思ったら、まずは何処から何処まで飛ぼうかを決めます。「今日実際に搭乗した路線の、セントレア空港から長崎空港にしよう!」とかでもいいですし「この季節は美味しい蟹が食べられるんだろうなぁ〜、じゃあ、新千歳空港に行こう!」でも良いですし「今ニュースでやっていた、香港の香港国際空港に行ってみよう!」でも良いのです。縛られることなく自分の好きな路線、空港、時間で決めて飛びましょう。
また、なにかテーマを決めて飛ぶのもいいですね。フラシムでは全世界飛べますので「ジェット機で世界一周してみよう!」や「日本のすべての空港に行ってみよう!」でもいいですね。私は「全世界各国の国旗を集めよう~(projectFLYで全世界各国へのフライト)」をシリーズでやっていますよ。(詳しくはこちら)
路線を決めたら次は飛行計画です。飛行計画をたてるにあたり2種類あることを知ってください。ひとつは「VFR」。もうひとつは「IFR」。
「ほら、なんかアルファベット出てきた!難しくなるんだろぉ〜?」
いやいや、こんなん言葉なんて覚えなくていいですよ。ついでに覚えればいいだけです。内容がわかっていればいいだけ。
VFRはパイロットの目視で飛ぶ方法をいうんです。車と同じですね。自分の目で景色を見て飛行するのです。車の運転のように道路や案内標識など空の上にはありませんので、実際のパイロットは上空から見える道路の形状、山、川、海岸線、大きな目に見える建造物(橋、タワーなど)などを目印に飛ぶのです。簡単でしょ?
本物の航空機では、VFRで飛ぶ場合でも、いろいろと決まりごとがあるようですが、フラシムではあなただけの世界なので、そんなこと気にしなくていいのです。
とりあえず飛行機を大空に羽ばたかせるには、VFRが最適ですね。川、道路、海岸線などを見ながら飛んてみましょう〜。楽しいですよ〜。
私は長崎県に住んでいるので、入り組んだ特徴のある海岸線や島が点在しています。とてもVFRでは楽しい地域性をもっているんです。Google MapやGoogle Earthなどのマップをみながら、セスナなどのプロペラ機でゆぅ~たりと飛行するのもおつなものですよ。
Google Earthでの同様視点。入り組んだ海岸線やメインの道路の形状がきちんと表現されていますね。
ただ、天気が悪い時は地上にある目印を見ることができませんし、肝心の空港が見えなかったりしますよね。これは実際の航空機での飛行でも、一定条件の天候以下の場合は、VFRで飛ぶことができません。フラシムも天気が悪い状態ではとても難しくなります。
ただ、フラシムは天気すらあなたが決定できるので関係はありませんがね。
もう一つの「IFR」。日本語では「計器飛行方式」というそうです。名前の通り計器指示により飛行する方法です。一般的に運行しているお客さんを乗せた大型の航空機はこれで飛行しています。営業しているわけで、今日は天気が悪いから飛行できません~!なんて言えないですもんね。
IFRは管制承認(クリアランス)という承認をもらって、出発から巡航中、到着と航空管制の機関から指示を受けながら飛行する方法です。リアルの世界ではIFRで飛行するパイロットは計器飛行証明の資格を持っていないとダメだそうです。
フラシムはリアルウェザーといって、現在の気象情報をネットから拾い、自分のフラシムに反映させる事ができます。雲の量、風向、風速、天候、視程、気圧、温度、露点などなど。「今日は長崎空港、天気悪いなぁ~、よ~し、悪天ランディングに挑戦してみよう!」や「台風が近づいてきているので、空から見学に鹿児島から飛びまぁ~す!」や「大雪の新千歳にチャレンジだ!」など、天気で遊べるのもいいですよね。
シミュレーターだから、失敗したって大丈夫。勇敢にチャレンジできます。
本格志向でパイロット気分を味わいながらフラシムを楽しむなら、この後者ですよね。ハードルはなかなか高いものがあるのですが、やりがいのある飛行方法です。私も主にこのIFRで飛んでいますが、多分全体の数%しか理解していないと思います。それでも楽しむことができますし、まだまだ覚えるべきこともたくさんありそうなので、楽しみでもあります。
フラシムで遊んでいるたくさんの諸先輩方からも、いろいろな新しい情報や知識を教えてもらうこともあるので、知識が広がり、どんどんと面白くなってくるんですよ。
最初の魅力の説明だけで長文となってしまいましたね。
あとの魅力も次回以降にお伝えしましょう~w
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