MSFS:シムアップデート(1.18.13.0)&XBOX SERIES X|Sリリース
昨年の8月18日にPC版MicrosoftFlightSimulatorがリリースされました。1年早いですね。歳取ると本当に一年一年が早く感じます。リリースから度重なる無料のシムアップデートとワールドアップデート(日本に始まり、アメリカ、フランス、ベネルクス、イギリス、アイルランド、北欧地方)を重ねて、まずまずの成長を遂げているフライトシミュレーターになってきました。
そして去る2021年7月27日(火・UTC)、日本時間で28日午前0時に第5弾となるMSFSのシムアップデート(1.18.13.0)及び、XBOX SERIES X|Sでのリリースがありました。
著者も同日0時にPCの前に居座り、アプデ配信開始直後からアップデートを開始し睡眠後コンテンツマネージャーでのアップデートを完了したところです。
今回はXBOX SERIES X|Sでのリリースというのが最大の話題となります。コンシュマー機でのフライトシムがどこまで一般のゲーマーに受け入れられるのかが今後の注目点になると思います。どれだけ新しいユーザーを取り入れられることになるんでしょう?
御存知の通りフライトシミュレーターというゲーム分類は、他のものと異質性を持っています。ドンパチするコンバットの要素もありませんし、ゲームの物語もエンドもありません。ただ飛ばすだけです。元々フライトシミュレーターで遊んでいた人、航空機やその他の乗り物系に興味を持っている人は別として、このような異質性をもったフライトシミュレーターに「面白さ」という価値を見出しプレイし続けさせるには、かなり高いハードルが存在していると思われます。(フラシムに興味を持っている人だって、PCでの高いハードルに嫌気が差して辞める人もいますからね~)
もしかするといわゆる「ゆったり系・まったり系」や「育てる系」のゲームが好みの人には受け入れられる要素があるかもしれません。例えば「ドガガガッ!」っとアクション的にやるゲーム、ストーリなどの物語(RPG)を楽しむゲームではなく、「ぼく夏」や「あつ森」など日常生活を楽しむゲームや、コツコツと考えながら成長を楽しむ「シムシティ」系のゲームが好みの方には受け入れられるのではないかと思っています。
お母さんが出産なので、夏休み中に親戚んちに預けられるゲーム
夏の風物詩をいろいろと体験する
トラックやバスの運転を楽しむゲームや、農場経営シムなどのゲームを好まれる方もいいかもしれませんね~。個人的にはテレインの描画性がかなり向上しているので「女子」に好まれれば嬉しいなぁ~と感じております(エロおやじ)。
旅好き女子来たれ!(笑)
また、PCとXBOX SERIES X|Sとのクロスプレイもできることも嬉しい要素ですね。私はマルチは殆ど行わないのですが、友人知人と和気あいあい楽しむことができるのは良い要素ですよね。今後の動向に注目したいと思います。
では、私はPC版でのMSFSですので、そちらのレビューを書きたいと思います。
アップデートして一番最初に目につくのは最初のメインメニューUIの変更です。これまで出発地や到着地などを指定する「ワールドマップ」が左上に表示されていたものが右上に変更されています。その代わり「ディスカバリーフライト」のコンテンツが左上に表示されるようになりました。世界の名所(ピラミッド、エベレスト山、ナポリ、リオデジャネイロなどの主要観光名所が用意されています)をMSFS美しい描画で存分に楽しんでもらおうという意図だと感じました。一部のディスカバリーフライトの様子を動画で撮りました。
「ワールドマップ」の位置変更
「ディスカバリーフライト」には世界の有名所が…
また「ワールドマップ」では、これまで出発地等決める際、ズームアップするとマップは簡易表示でしたが詳細にサテライトでの表示に変わっています。これは高評価ですね。飛行ルート上にどのような風景(街、山、海岸線など)があるのかを予め探索しやすくなりました。グーグルマップやグーグルアースなどをぐるぐる見る方も多いと思いますが、この感覚で面白そうな地域や地形など探してフライトするのも楽しそうです。
サテライトでの詳細表示になった。地域が掴みやすい
これから新しいユーザーを取り込むためでしょうか、基本的な飛行トレーニングが充実しています。軽飛行機から旅客機まで。とりあえず飛ばすところまでの基本的な練習ができるようになっています。昔からフライトシミュレーターをしている方には無縁かもしれませんけど、新規ユーザーの囲い込みには、このようなチュートリアル的なコンテンツは必要でしょう。
「着陸チャレンジ」や「ブッシュトリップ」は維持
当初のアナウンスであったパフォーマンス向上(CPUのマルチコアサポートの改善・メモリとGPUの使用率の向上・読み込み時間の短縮・スタッター削減)ですが、体感的にはロード時間は多少早くなったような気がします(MODを少なくしているのでなんとも…)。FPSはそれなりに建物がある状態でも比較的安定していると感じられました。
東京にてテストしてみたのですが、羽田空港では約20台後半~30台前半、東京都心上空では50台後半~60台のフレームレートを叩き出していましたので飛行時のストレスは感じることはないでしょう。スタッターについては私の環境では羽田空港周辺で若干のスタッターが発生しています。他のアドオンやMODを使っての状態を試していないのでそれからの評価としたいと思います。
なお、テストした動画及び、私のMSFS設定を以下に上げておきます。PCスペックはこちらに記していますのでご参考までに。東京のテスト動画は「SamScene3D Tokyo Landmarks Enhanced for MSFS」「RJTT Tokyo International Airport, revised based on the New Aerodrome Chart」のシーナリー及びMODを入れた状態でのテストです。
XBOXに対応したためゲームパット(コントローラー)使用者のための機能も追加されています。ボタン操作やメニュー操作などを行う際「カーソルモード」に切り替えます(PCではやることはないと思いますが…)。「カーソルモード」に切り替えると操縦が疎かになるため「AIフライトコントロール」が働き失速防止やナビゲーションを容易にしました。この機能はコンシュマー機ならではですね。
また、この「AIフライトコントロール」には目的地等を設定して自動的に飛行させるという機能もあり、いわゆる風景を楽しむ「まったりフライト」ができます。操縦が難しくていやだ!という方には、AIにまかせてフライトを楽しむのもいいですね。
しかしまだこの「AIフライトコントロール」はおバカさんなので平気でビルなどに突っ込んでいきますので、お利口さんになるまで少しかかるようです(笑)
大幅なアップデートはいいことばかりではありません。
現時点で私が遭遇している不具合を紹介します。シムアップデートの直後では発生をしていなかったのですが、アプデのため空にしていた「Community」フォルダをもとに戻した後(私の環境ではFBWをはじめとする、101のMODを入れていました)、「ワールドマップ」より「飛行」を選択してもロードの状態からいっこうに進みません。読み込みをしているという画面下のスライダーは動くのですが、フライトが始まらないんですよね。
この状態からピクリともしない^^;
「Community」フォルダの中身をまた空に戻して起動してみると正常にフライトできました。どうも「Community」フォルダの中にある一部のファイルが悪さをしているような気がします。追加するMODについては、一から入れ直しをした方がいいような気がします。大量にあるMODでは、どのファイルが悪さをしているのかが見つけにくいですからね。また、シムのバージョンアップによるMODの更新もあると思いますのでね。
その他不具合がある場合には記録に残して、このブログなどにアップできればと思っています。
私はと言うと、MSFSはもちろんP3Dもこれまで同様楽しんでいこうと思っています。
話は変わって、ココ最近は娘から教えてもらった「APEX」にドハマリ中で、ドンパチ楽しんでいます(笑)。私FPSも結構好きでオンラインでやる「BATTLEFIELD」なども大好物なのです。「APEX」をプレイされる方、「TOAPAPA」というユーザーがいたら私ですので、お会いしたときはよろしくおねがいしますね(笑)
最後は全く関係ないこと書きましたね(笑)それでは、また。
ハッピーフライト!
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